~キジル石窟・クムトラ石窟・ベゼクリク千仏洞など8カ所の石窟を巡る~

ベゼクリク千仏洞外観
シルクロードの古代都市として栄えたクチャとトルファンには、西域仏教美術を代表する数々の素晴らしい石窟美術が伝えられています。
今回の旅は、ラピスラズリを使用した青の洞窟で有名なキジル石窟、見事な天井壁画が残るクムトラ石窟、龍谷ミュージアムの大回廊復元で知られるベゼクリク千仏洞のほか、全部で8カ所の石窟を訪れる大変充実した内容の8日間です。
旅の前半は、楼蘭の美女で有名なウルムチの新疆ウイグル自治区博物館を訪れた後、クチャに移動して4つの石窟を見学します。まずはキジル石窟を訪れて伎楽天が舞う音楽洞で有名な38 窟のほか、キジル王と王妃が描かれた69 窟といった重要な特別窟を見学します。次にクムトラ石窟ではインドの画風を伝える大変素晴らしい2つの特別窟の天井画を堪能し、続いて全てが特別窟となっているシムシム千仏洞とクズルガハ千仏洞を順番にじっくり見学します。
旅の後半は、トルファンに移動して玄奘も滞在した高昌故城を見学した後、まず天山ウイグル王国の壁画が残るベゼクリク千仏洞を訪れます。
さらに天井画が素晴らしい勝金口千仏洞、高昌国の仏教美術を伝える吐峪溝千仏洞、続いて千仏や説法図が残るヤールホト石窟を見学し、さらにトルファンの歴史を展示するトルファン博物館と、漢代以降の巨大な都市遺跡である交河故城を見学します。
各石窟の壁画の保存状態は敦煌石窟などに比べると全体的に劣りますが、インドと中国とのあいだに位置する西域ならではの美術様式を伝えるのみならず、なかには目を見張るような素晴らしい壁画も現存していま
す。今回の石窟の見学にはそうした壁画が描かれた特別窟の拝観も含まれています。美術史的視点からわたしが現地でじっくり丁寧に解説しますので、シルクロードの仏教美術を大いに楽しむことができます。ぜひご参加ください。
(金子 典正)
京都芸術大学教授 文学(博士)
1966年生まれ。
仏教美術史・東洋美術史。
早稲田大学大学院博士課程修了後、同大学文学部助手、講師を経て現職。
論文・研究に「唐招提寺『金亀舎利塔』について」
「中国仏教初伝期に於ける仏像受容の実態に関する一考察」ほか多数。
出版物に『中国の美術と工芸 アジアの芸術史 造形篇I』
『朝鮮半島・西アジア・中央アジア・インド アジアの芸術史 造形篇II』(藝術学舎、2013)
ほか多数

京都芸箭大学教授金子典正氏
スケジュール
| 9月11日(金) | 羽田(10:45予定)✈(14:35予定)広州(17:10予定)✈ウルムチ(22:30予定) 終日中国南方航空(予定)にて広州にて乗り継ぎ、ウルムチへ。 夜ウルムチ到着後、専用車にてホテルへ。 ー・機内・機内
ウルムチ泊 |
|---|---|
| 9月12日(土) | ウルムチ✈クチャ 終日朝はゆっくりホテルを出発します。 ウルムチ市内を見学します。ミイラ「楼蘭の美女」で有名な新疆ウイグル自治区博物館、国際大バザール、紅山公園を見学します。 夕刻国内線にてクチャへ。到着後ホテルへ。 朝・昼・夕
クチャ泊 |
| 9月13日(日) | クチャ滞在 《キジル石窟へ》 終日クチャ郊外へ。北西70kmほどの位置する①キジル石窟へ。 ①キジル石窟 特別窟: 谷西区:キジル王と妃を描く69窟、貴重な前期窟80窟、谷東区:仏立像が取り囲む188窟、色鮮やかな189窟 一般窟: 8窟〔十六剣士洞〕、10窟〔僧房〕、27窟〔壁龕洞〕、32窟〔因縁図〕、34窟〔日神思惟洞〕、38窟〔伎楽天が舞う音楽洞〕 午後クチャにもどり、旧市街を散策します。 朝・昼・夕
クチャ泊 |
| 9月14日(月) | クチャ滞在《クムトラ石窟へ》 終日クチャ郊外へ。南西30kmほどの位置する②クムトラ石窟へ。 ②クムトラ石窟 特別窟: 天井壁画の最高峰新1窟と新2窟、蘇った天井画特34窟、菱形格の仏伝・本生・因縁図が豊富な特46窟と63窟 一般窟: 14窟〔経変・仏伝図〕、15窟〔供養天人図〕、16窟〔経変・千仏図〕、17窟〔経変〕、42窟〔仏菩薩立像〕、45窟〔仏菩薩坐像〕、58窟〔塔中坐仏〕 午後クチャにもどり、亀茲魏晋古墓遺址博物館を見学します。 朝・昼・夕
クチャ泊 |
| 9月15日(火) | クチャ滞在 《シムシム千仏洞、クズルガハ千仏洞へ》(列車) 終日クチャ郊外へ。北東20kmほどに位置する③シムシム千仏洞へ。 ③シムシム石窟 特別窟:本生因縁図が豊富1窟、天井に法輪を描く11窟、菱形格の説法・仏伝・因縁・天相図が豊富な24窟と30窟、仏説法図や伎楽天像が残る42窟 その後、世界遺産のスバシ故城、塩水渓谷を見学し、④クズルガハ千仏洞へ。 ④クズルガハ千仏洞 特別窟:説法図・天相図を描く11窟、13窟、貴族の寄進窟14窟、菱形格説法図が残る16窟、伎楽飛天図で有名30窟、ラテルネンデッケ32窟 さらに、クズルガハ烽火台を訪れます。 夜寝台列車にてトルファンへ。 朝・昼・夕
寝台列車泊 |
| 9月16日(水) | (列車)トルファン 早朝トルファン到着。 朝食後、トルファンを見学します。 終日玄奘も滞在した高昌故城、天山ウイグル王国の壁画⑤ベゼクリク千仏洞<17窟、20窟、31窟、33窟、39窟>、天井画が残る⑥勝金口千仏洞<南寺院3窟・北寺院5窟、6窟、7窟>、吐峪溝マザール村、高昌国仏教美術の精華⑦吐峪溝千仏洞<27窟・37窟>を見学し、火焔山を眺めます。 朝・昼・夕
トルファン泊 |
| 9月17日(木) | トルファン見学(バス)ウルムチ(18:40予定)✈広州(23:45予定) 終日トルファン博物館、千仏や説法図が残る⑧ヤールホト石窟 乾燥地帯の地下水利施設カレーズ、漢代からの都市遺跡交河故城を見学し、ウルムチへ。(所要約2時間半) 夜国内線で広州へ。 着後、ホテルへ。 朝・昼・夕
広州泊 |
| 9月18日(金) | 広州(08:50予定)✈(14:20予定)羽田 午前朝食はお弁当となります。中国南方航空にて、空路帰国の途へ。 午後羽田空港到着後、解散。 朝・機内・ー
|
[ご注意]
※各窟とも修復などにより、予告なく見学が不可能となる場合があります。その場合には、可能な限り代替の見学箇所にご案内いたします。
※航空機発着時刻は、3月1日現在の中国南方航空のスケジュールを基本としております。今後、発着時刻や発着都市が変更となる場合があります。
※クチャ/トルファンの軟臥4名1室コンパートメントとなります。ご了承ください。
ツアー概要
利用予定航空会社:中国南方航空
旅行代金685,000円(2名1部屋利用の場合)
※旅行代金には、各石窟の特別見学窟(有料窟)の見学料金が含まれています。
海外、中国国内の燃油サーチャージ、羽田施設利用料・保安税及び海外空港税・国際観光旅客税計30,820円(3/10現在)は旅行代金に含まれません。
食事:朝食6回 昼食6回 夕食5回付
最少催行人員:16名
定員:10名
添乗員:羽田空港より同行します。
ビジネスクラス追加料金 250,000円
ビジネスクラス4区間(羽田⇔広州間 片道約3時間、広州⇔ウルムチ間 片道約5時間30分となります。)
※ビジネスクラスをご希望の方は、お早めに問い合わせください。





