美術史家 塚本博氏同行 輝くギリシア美術の旅

~古代遺跡、彫刻、陶器、中世モザイクの世界~

出発日:2026年9月27日(日)

コリントス遺跡 アポロン神殿

西洋美術史の根幹にはつねに古代ギリシア美術の人体造形が厳然として存在し、ルネサンス美術の巨匠たちもそれを規範として名作を創造してきました。ギリシアの空の下に輝くパルテノン神殿と彫刻は、その象徴的な芸術的遺産です。かつてウィーンの詩人ホフマンスタールはアテネのアクロポリスに旅して、大理石のコレー(少女)の彫像に出会い、光を発するような姿に魅了されました。このようなギリシアの彫刻は、人々に鑑賞されることを前提に制作されたものではありません。そうではなくて、ギリシアの神々に捧げられた奉納品として姿を現した稀有の芸術なのです。その作品が見ている私たちに生命力を与える。
今回のギリシア美術の旅では、古代ギリシアの3大遺跡をすべて訪問して神殿の遺構と彫刻を見て廻ります。さらにダフニ修道院など中世ビザンティン帝国の美術遺産も随所で見学する企画です。
まず北辺のテッサロニキに入り、アレクサンドロス大王の考古遺跡や美術品に注目し、市内ではビザンティン時代の諸聖堂と残存するモザイクも見ておきます。そこから南下して、ギリシアの中心地デルフィ(古代のデルフォイ)で考古遺跡を訪問し、博物館では有名なブロンズの「御者の像」を見学します。
次にオリンピアへと向かい、巨大なゼウス神殿の遺構と古典前期の彫刻に目を向けます。アテネへと向かう途上、ダフニ修道院に立ち寄ります。
ギリシアの首都アテネでは、世界遺産として名高いパルテノン神殿を訪問し、眼下に広がる街並みを眺望します。近年、町中に完成したアクロポリス美術館で
は、コレーの輝くばかりの清楚な姿に魅了されることでしょう。
青く澄んだ空の下、輝くギリシア美術の旅にご一緒しませんか。(塚本 博)

同行講師 塚本博(つかもと ひろし)氏

1950年東京生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科美術史学博士課程修了。国際基督教大学、早稲田大学、横浜市立大学などの講師として西洋美術史の講座を担当。
20年以上にわたり海外美術ツアーで同行講師を継続してきた。現在は各種の市民講座の講師。
著書は『イタリア・ルネサンス美術の水脈』(三元社)、『すぐわかる作家別・ルネサンスの美術』(東京美術)など。
訳書は、G.フォッシ『フィリッポ・リッピ』(東京書籍)、R.ゴッフェン『ルネサンスのライヴァルたち』(三元社)など。


ツアーのポイント
◆ギリシア第2の都市テッサロニキに2連泊。ビザンティン時代のフレスコやモザイクが残る聖堂群を見学し、アレクサンドロス大王の生地ペラを訪れます。
◆ギリシアの三大遺跡―アクロポリス、デルフィ、オリンピア―の遺跡を見学し、出土品を収める博物館を訪れます。
◆オシオス・ルカス修道院、ダフニ修道院にてビザンティン時代の優れたモザイク芸術を鑑賞します。
◆最後はアテネに2連泊。アクロポリス、アクロポリス博物館、考古学博物館、さらにベナキ美術館にもご案内します。

  • テッサロニキ アギア・ソフィア聖堂内のモザイク

  • デルフィ

  • ペラ博物館 4世紀のモザイク「獅子狩り」

ご利用予定ホテル
テッサロニキ/インペリアル・プラス・アーバン・スマート(市中心部の4つ星ホテル) または、インペリアル・パレス・クラシカル、カプシス
デルフィ/アポロニア (遺跡から約1.5km のデルフィの町に建つ4つ星ホテル) または、アマリア・デルフィ、キング・イニオホス
オリンピア/アントニオス(オリンピアの町を見下ろす丘に建つ4つ星ホテル) または、アマリア・オリンピア、オイローパ
コリントス/クラブホテル・カジノ・ルートラキ (海沿いに建つ設備の整った5つ星ホテル) または、イスラ・ブラウン コリンシア
アテネ/ザ・スタンレー (アテネ中心部、オモニア広場から徒歩10分、考古学博物館から徒歩15分、地下鉄メタクスルギオ駅前の4つ星ホテル) または、ティタニア、カンディア
※上記以外の同等クラスへのご案内となる可能性もございます。

スケジュール

9月27日(日) 羽田(21:45予定)✈イスタンブール✈
羽田よりターキッシュ エアラインズにてイスタンブールへ向け出発。

ー・機内
機内泊
9月28日(月) ✈(08:45予定)テッサロニキ⇒(64km)ペラ⇒(45km)テッサロニキ
早朝イスタンブールにて乗り継ぎ、ギリシアのテッサロニキへ。
午前テッサロニキ到着後、アレクサンドロス大王の生地ペラへ。到着後、考古遺跡を見学します。
午後遺跡から出土した貴重なモザイクなどを展示するペラの考古学博物館を見学。その後テッサロニキのホテルへ。

機内・昼・夕
テッサロニキ泊
9月29日(火) テッサロニキ滞在
終日テッサロニキ市内を見学します。ホワイトタワー(外観)、マケドニア各地の芸術品を展示するビザンティン文化博物館、ガレリウス帝の凱旋門、ロトンダ、7 世紀建立のアギア・ソフィア聖堂、街の守護聖人を祀る聖ディミトリオス聖堂、14世紀のフレスコが残るアギオス・ニコラオス・オルファノス聖堂、考古学博物館を巡ります。

朝・昼・ー
テッサロニキ泊
9月30日(水) テッサロニキ⇒(370km)デルフィ
午前一路デルフィへ。(所要約6時間)
午後アポロンの神託で知られるデルフィの考古遺跡にて、アポロン神殿、劇場などを見学し、博物館にて輝くブロンズの「御者の像」などを見学します。

朝・昼・夕
デルフィ泊
10月1日(木) デルフィ⇒(37km)オシオス・ルカス⇒(267km)オリンピア
午前11世紀のモザイクが煌びやかに輝くオシオス・ルカス修道院を見学します。その後、ペロポネソス半島に入りオリンピアへ。
午後着後、古代オリンピック発祥の地オリンピアの考古遺跡と美しい古典様式の破風彫刻が数多く展示されている博物館を見学します。

朝・昼・夕
寝台列車泊
10月2日(金) オリンピア⇒(170km)ミケーネ⇒(41km)コリントス
午前ミケーネへ。紀元前1600年頃から栄えたミケーネ王国の王都跡ミケーネの考古遺跡と博物館を見学します。
午後コリントスへ。 紀元前7世紀頃から交易都市として繁栄したコリントスの考古遺跡とコリントス式陶器のある博物館を見学します。

朝・昼・夕
コリントス泊
10月3日(土) コリントス⇒(75km)ダフニ修道院⇒(10km)アテネ
午前コリントス運河を越え、アテネへと向かいます。途中、11世紀のモザイクが残るダフニ修道院を見学します。
午後アテネにて、クーロス(青年)像や墓碑浮彫のある考古学博物館を見学します。

朝・昼・夕
アテネ泊
10月4日(日) アテネ滞在
終日アテネ市内を見学します。 パルテノン神殿とエレクテイオン、清楚なコレー(少女)像を展示したアクロポリス博物館、 ケラメイコス墓地とケラメイコス美術館(3月現在改修工事により休館中。再開しない場合には古代アゴラとアゴラ博物館へ)を見学します。

朝・昼・ー
アテネ泊
10月5日(月) アテネ(22:00予定)✈イスタンブール
午前各時代の美術品を展示したベナキ博物館を見学 その後、出発まで自由行動。
夕刻18時頃、バスにてアテネ空港へ。
ターキッシュ エアラインズにて、イスタンブールへ。

朝・ー・機内
機内泊
10月6日(火) イスタンブール✈(19:20予定)羽田
早朝イスタンブールにて乗り継ぎ、帰国の途へ。
夕刻羽田空港到着後、解散。

機内

[ご注意]
※各見学箇所とも修復や行事などにより、予告なく閉館する場合があります。その場合には、可能な限り代替の見学箇所にご案内いたします。
※航空機発着時刻は、3月1日現在のターキッシュ エアラインズのスケジュールを基本としております。今後、発着時刻が変更となる場合があります。
※昨今、外国人の日本旅行の増加に伴い、常時、航空機が混んでおります。ご出発の31日前まで、キャンセル料はかかりませんので、航空座席確保のためにもなるべく早めにお申し込みください。特に上級エコノミークラスとビジネスクラスは座席数が少なく、ご希望に添えない場合がございますので、お早めにお願いいたします。

ツアー概要

利用予定航空会社:ターキッシュ エアラインズ
旅行代金978,000円(2名1部屋利用の場合)
一人部屋追加料金125,000円
※燃油サーチャージ、成田・羽田施設利用料・保安税及び海外空港税・国際観光旅客税計88,470円(3/23現在)は旅行代金に含まれません。
食事:朝食7回 昼食7回 夕食5回付
※添乗員は羽田空港より同行します。
※定員:22名(満員になり次第締め切ります) 最少催行人員15名様
※ビジネスクラスをご希望の方は、お早めに問い合わせください。


過去のツアー

創業20年の信頼と実績