添乗員 湯本真弓と行くエジプト5000年 時空を超える旅

古代から現代へ 信仰をたどって読み解く10日間

出発日: 2026年1月19日(月)


エジプトへのお誘い

2026年の始まりは、古代エジプトから現代のエジプトへ時空の旅にご案内します。
ピラミッドから王家の谷、なかなか10日間のツアーでは訪れない冥界の神オシリスの聖地アビドスへ。エジプトの信仰は太陽神ラー・冥界の神オシリスから時を経てアッラーの神へと移り行き、時空の旅の終わりは現在のエジプトです。原始キリスト教コプト・イスラム教の世界へ。現在のエジプトでは、14 年間エジプトで生活した私だから語れる素のエジプトをご紹介します。(湯本 真弓)

《添乗員・湯本 真弓プロフィール》

大学卒業後3年OLし、その後海外添乗員へ。3年JTB LOOKの添乗員をしたあと、エジプトへ。約14年エジプトのカイロで生活。
日本へ戻ってからは朝日旅行で添乗員として7年。添乗員としては20回近くエジプトへ添乗しています。

ツアーポイント

◆ピラミッド
サッカラ、ダハシュール、ギザのピラミッド群を見学。ピラミッド時代の信仰を探ります。
◆ルクソール西岸
壁画とレリーフで飾られた王家の谷へ。ツタンカーメン墓、色鮮やかな壁画が残るセティ1世墓、貴族の墓では泣き女の壁画で知られるラモーゼ墓を見学します。
◆ルクソール
近郊のアビドス、デンデラ、エスナの神殿を見学します。
◆大エジプト博物館へ
11月1日にグランドオープン予定の話題の大エジプト博物館を見学します。
※何らかの事情でオープンが延期された場合には公開されている一部のギャラリーを見学します。

ご利用予定ホテル

◆カイロ(ギザ)/ピラミッド・パーク・リゾート★★★★
ピラミッド歴史地区まで3.5kmほどに位置するリゾートタイプの4つ星ホテル
◆カイロ(空港エリア)/ル・パサージュ ★★★★★
空港から至近の5つ星ホテル
◆ルクソール/ソネスタ・セント・ジョージ★★★★★
ルクソール神殿の南1.5km のナイル川沿いに位置する近代的な5つ星ホテル
◆カイロ/ラムセス・ヒルトン★★★★★
カイロ中心タハリール広場とナイル川の間に建つ36階建ての5つ星ホテル

  • 大エジプト博物館外観

  • ダハシュール 屈折ピラミッド

  • デンデラ・ハトホル神殿列柱室天井

    • サッカラ
      サッカラは広大な古王国時代の埋葬地で、多数のピラミッドやマスタバ墓があります。中でも最も古く、最も有名なジェセル王のピラミッドは、マスタバを6段重ねた形状から「階段ピラミッド」と呼ばれています。近辺には、小さいながら「ピラミッド・テキスト」が鮮明に残るウナス王のピラミッド、聖牛アピスを祀るセラピウム、テティ王の大臣だったメレルカのマスタバ墓やメフの墓、1000年以上後の新王国時代のマヤ(ツタンカーメンの乳母)の墓など、数多くの遺跡が点在しています。

      ジェセル王の階段ピラミッド

      ルクソール郊外の遺跡群
      アビドスは古くからオシリス神の聖地として崇められてきました。現在残る神殿は、紀元前13世紀にセティ1世と息子のラムセス2 世が建てたもので、美しいレリーフが残されています。デンデラには、プトレマイオス朝末期のハトホル神殿が残っています。保存状態が良好で、中でもクレオパトラと息子カエサリオンのレリーフは有名です。ハトホル柱が並ぶ列柱室の天井は色鮮やかなレリーフで飾られています。エスナの神殿は、プトレマイオス朝末期からローマ時代にかけて建てられ、雄羊の頭を持つ神クヌム (創造の神)に捧げられています。近年の修復と清掃により、鮮やかな天井画が蘇りました。

      エスナ・クヌム神殿列柱室

      大エジプト博物館
      世界最大規模のエジプト博物館 大エジプト博物館(GEM)が、
      2025 年11 月1 日にグランドオープンを予定しています。展示品の中には、「黄金のマスク」はじめ墓から発掘された5,398 点から成るツタンカーメン王の完全コレクション、クフ王の2番目の太陽船、ヘテプヘレス王妃(クフ王の母)のコレクションなどが含まれています。
      日本は、総工費1500 億円のうち842 億円を円借款で支援し、遺物の保存や移送などに国際協力機構(JICA)が協力。館内には日本語の案内表示も設けられ、日本人観光客にも親しみやすい施設となっています。

      左:大エジプト博物館 ラムセス2世像
      右:ツタンカーメン 「黄金のマスク」

      スケジュール

      1月19日(月) 【東京発】
      羽田空港集合
      ※成田発(22:20予定)となる場合もございます。
      【関西発】
      23:30予定関西空港 エミレーツ航空(予定)にてドバイへ向け出発。

      ―・―・機内
      機中泊
      1月20日(火) 00:05予定羽田 ドバイ (10:25予定)カイロ (15km)ギザ
      午前ドバイにて乗り継ぎ、エジプトのカイロへ。
      午後数々の至宝が展示されているエジプト考古学博物館を見学します。その後、ホテルにチェックインします。

      機内・昼・夕
      カイロ(ギザ)/ピラミッド・パーク・リゾート泊
      1月21日(水) 終日ジェセル王のピラミッドコンプレックス(階段ピラミッド、南の入口、南の墳墓)、「ピラミッド・テキスト」が有名なウナス王のピラミッド参道の一部、サッカラの発掘品を展示するイムホテプ博物館メレルカのマスタバ墳、聖牛アピスのために造られた大地下墳墓セラピウム、マヤ(ツタンカーメンの乳母)の墓メフの墓を見学します。

      朝・昼・夕
      カイロ(ギザ)/ピラミッド・パーク・リゾート泊
      1月22日(木) ギザ (35km)ダハシュール ギザ (20km)カイロ(空港エリア)
      午前ダハシュールへ。クフ王の父スネフェル王のものとされる赤いピラミッド屈折ピラミッドを見学します。屈折ピラミッドからは、アメンエムハト3世の黒いピラミッドを遠望します。
      午後ギザへ。クフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドスフィンクスを見学します。クフ王のピラミッドは内部も見学します。 (※ギザ・エリア内の移動は観光客用のシャトルバスを利用します。)

      朝・昼・夕
      カイロ(空港エリア)/ル・パサージュ泊
      1月23日(金) カイロ ルクソール
      早朝空路ルクソールへ。
      終日ルクソール西岸を観光します。メムノンの巨像ハトシェプスト女王葬祭殿王家の谷(ツタンカーメンの墓セティ1世の墓を含む)、貴族の谷(泣き女の壁画が有名なラモーゼの墓)、デル・エル・メディーナの町の跡職人の墓を巡ります。
      夕刻ライトアップされたルクソール神殿とスフィンクス参道を見学します。

      朝・昼・夕
      ルクソール/ソネスタ・セント・ジョージ泊
      1月24日(土) ルクソール (160km)アビドス (107km)デンデラ (67km)ルクソール
      午前オシリス神の聖地アビドスへ。セティ1世葬祭殿オシレイオン(セティ1世の空墓)を見学します。
      午後デンデラへ。プトレマイオス朝の最後を飾る大神殿ハトホル神殿にて、有名なクレオパトラのとカエサリオンのレリーフ、地下室などを見学。

      朝・昼・夕
      ルクソール/ソネスタ・セント・ジョージ泊
      1月25日(日) ルクソール (58km)エスナ ルクソール カイロ
      午前エスナへ。壁一面に見事なレリーフが残るクヌム神殿を見学します。見学後ルクソールに戻ります。
      午後早めの昼食の後、アメン神信仰の聖地カルナック神殿を見学します。その後、ファルーカに乗船します。(約45分間) 早めの夕食の後、空港へ。
      空路カイロへ。

      朝・昼・夕
      カイロ/ラムセス・ヒルトン泊
      1月26日(月) カイロ (17km)ギザ カイロ
      終日ギザの大エジプト博物館を見学します。(※2025年11月1日にグランドオープン予定です。オープン延期となった場合には、現在公開されている一部の展示ギャラリーや代替箇所の見学となります。見学後、オールドカイロにて、コプト博物館アブサルガ教会(聖セルジウス教会)ハンギングチャーチ(ムアッラカ教会)を見学します。

      朝・昼・夕
      カイロ/ラムセス・ヒルトン泊
      1月27日(火) カイロ(19:30予定)
      午前カイロにて、モハメッド・アリ・モスクエジプト文明博物館(ミイラ室を含む)を見学します。
      午後フトゥーフ門から、中世の建物が多く残るムイッズ通りを歩き、ハン・ハリーリのバザールへ。
      夕刻、空港へと向かいます。
      エミレーツ航空(予定)にて、ドバイ乗り継ぎ、帰国の途へ。

      朝・昼・機内

      機内泊

      1月28日(火) 【東京発】
      ドバイ (17:20予定)成田
      夕刻空港到着後、解散。

      【関西発】
      ドバイ (17:05予定)関西
      夕刻空港到着後、解散。

      機内

      [ご注意]
      ●手配の都合上、スケジュールを入れ替える場合がございます。
      ●航空機発着時刻は、8月20日現在のエミレーツ航空のスケジュールを基本としております。今後、発着時刻が変更となったり、成田発、あるいは羽田帰着となる場合もあります。
      ●各見学箇所とも行事や修復などにより、予告なく閉館する場合があります。その場合には、可能な限り代替の見学箇所にご案内いたします。
      赤字は入場観光、青字は下車観光でのご案内となります。

      ツアー概要

      ◆発着地・日本発着時利用航空会社
      東京・関西発着:エミレーツ航空(EK)
      ビジネスクラスをご希望の方は、お早めに問い合わせください。
      ◆利用ホテル ()内はグレード
      《カイロ(ギザ)》ピラミッド・パーク・リゾート
      《カイロ(空港エリア)》ル・パサージュ
      《ルクソール》ソネスタ・セント・ジョージ
      《カイロ》ラムセス・ヒルトン
      ※おひとり部屋ご利用の場合ダブルルームのご利用になる場合があります。
      ※シャワーのみのお部屋となりますがバスタブ付のお部屋となる場合があります。
      ◆添乗員/羽田空港(または成田空港)より同行します。
      ◆査証/エジプト入国時に空港にて一括取得します。査証代実費(現金25USドル 8/20現在)をご用意ください。
      ◆必要旅券残存期間/入国時6ヵ月以上の残存と見開き2ページ以上の余白が必要

      旅行代金

      (2名1室利用時のおひとり様)
      [エコノミークラス利用時] 648,000円
      [一人部屋利用追加代金]105,000円
      最小催行人員:10名
      定員:16名(満員になり次第締め切ります)
      燃油サーチャージ、成田・羽田施設利用料・保安税及び海外空港税・国際観光旅客税計88,270円(8/20現在)は旅行代金に含まれません。


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